リフレッシュ効果
ちょうどこの時期、首都圏を出てひたすら西へ向かい3日連続できれいな夕日を眺めながら走った旅の記憶がある。
1日目は伊良湖岬へ向かう道、2日目は和歌山の日の岬へ向かう道で、3日目は室戸岬で。
慌しい日々の生活の中で、こんなにゆっくりと夕日を見届けたことなどなかったのに。
それが天候にも恵まれて3日連続で夕日に向かって走るような経験ができたのだ。
ある精神科医はリフレッシュ効果を得るには、日常の生活圏から100Km以上離れることが必要と言っていたが
そのとき優に500Km以上も遠ざかり、毎日自然の美しさに触れて過ごしていた旅の時間が、今でも心に深く刻み込まれている。