Column

カテゴリ: column — 2021/08/01
日進月歩のメーター

技術的課題は時間をかけて取り組めば乗り越えられることが多い。
V100時代からの夢の装備であったメーター針先LEDも、磁気共鳴を利用した非接触給電によって遂に実現した。
その後、Arduinoの登場でマイコンの独自開発もしやすくなり、LMT01という150℃まで計測できる温度センサを使って、念願の油温計も完成。
安全上必要とみたTPMSも、ESP32を使ってゼロから開発。Bluetoothの信号を解析し、右上の小さなOLEDにタイヤの情報を表示させた。
いずれもコツコツと時間をかけて実験して壁を乗り越え、形にすることができた装備品。
運用しながらふと思いつくアイディアは、こうしていつか形にはなるのだが、人間のエイジングもまた着実に進み、そう悠長なことは言ってられなくなる。

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